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GNDリファレンス層が直下層でない場合、直下層は完全な“抜き”とする |
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高周波基板では、インピーダンスをコントロールするために、高周波ラインの幅によってはGNDリファレンス層は2層目ではなく3層目になることがあります。上記の例では1層目にパターン、3層目GNDリファレンス層となっており、1層目と3層目を結合するように意図されて設計されていますが、その間の2層目にもパターンがあるため、1層目と3層目を結合させることができません。 |
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信号ラインのパターンとGNDリファレンス層は、インピーダンスコントロールを行うため、幅と距離を計算した上で設計を行い、距離を取らなければならない場合は例えば1層と3層で設計を行ったりします。この場合は、その間の2層目は抜きとし、意図しない層と結合しないように設計します。 |
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高周波回路でもプリント基板が多層になるケースもあり、その場合はどうしても層間が薄くなり、インピーダンスコントロール上、直下層ではない層がGNDリファレンス層になる場合があります。信号ラインは一番近くにある層と結合してしまい思った特性が出なくなるので、その際には直下層は「抜き」として、箔間等が確保できるよう配線します。 |
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